タイトルは手をあててになっていますが 実際のところは「ふところに いれるように抱きかかえた」というのが正確な表現です。
平成１３年ごろのこと。
２歳障がい者児童（♀）＝当時は原因不明のため難病に認定された子供さん。２週間続いた熱を解熱したお話しです。
母親「子供 ３９度の熱がほぼ２週間続いている。病院に連れて行くけど 結果 下がらない。困っている。今日も仕事を休ませて欲しい。」
（その時の色んな思いは 解熱剤もあったろうに 当然 処方されたはず。なんで？ 出来ない特殊体質？そんなに医療は柔くない。長い高熱はたしか脳に悪影響があるはず。など）
ちょっと詳細＝仕事仲間で上司と部下。
状況を聞いているうちに ふと熱が下がる気がして 面談を申し入れました。
会うと わずか２歳のちっちゃめの子供が肩で息をしている。しかも不快そうな表情。熱のせいか やや赤ら顔をしていたと記憶にあります。
母親からお子さんを受け取り そっと抱きかかえ額に手をあてる。
たしかに暖かすぎる感じがしました。
下がって欲しい かわいそうの二つの強烈な思いが駆け巡ります。
約１５分ほどすると 体温が下がっていくのがわかり 下がっているらしいことを母親に伝えました。
そこに体温計はなく体感だけでの判断です。
次の日 母親から状況を聞くと「もう大丈夫です ありがとうございました。しかし病院に行っても下がらなかった熱が下がり今でも不思議に思います。」とのこと。
このことの全てが終わったと実感した時 今まで経験をしたことがない幸せと喜びに包まれました。
多少ゴルフもしますが新記録が出たとかの喜びとは全然比較になりません。
数年後 小学生になっていた そのお子さんに会う機会がありました。
会話の中で 彼女の発言にビックリさせられます。
「熱を下げてくれたのを 私は覚えている」と言うのです。
最中 彼女は ずっと目をつむっていて うつろだった筈です。
しかも２歳児に記憶力があるのでしょうか？
興味ある不思議なことです。
この体験で一番 驚いたのは私でしょう。人の能力はすごいですよ。
手をあてるのは ただの方法と捉え それよりも強い思いが功を奏したと思っています。
このことで「手あて緩和」＝ヒーリングタッチを始めるきっかけになりました。
その後 仕事仲間に 慢性腰痛 五十肩 ひび割れした指 足の甲 不快感 頭痛などに「手あて緩和」を行なって差し上げました。
それなりの成果はありましたよ。（緩和率約８０％）
そのころからデーターを取るようになったのです。
それじゃ また後日ｗ
